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  • DATE11月23日から12月25日
  • PLACE通天閣

ビリケン物語 ~太郎とマリケン純情篇~

京都精華大学 TMゼミ

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通天閣展望台の窓全面をジャックし、ビリケンが主人公の冒険コメディ・マンガを展開。くいだおれ太郎やバファローブルなど大阪でおなじみのキャラクターも登場。窓から見える動物園など、背景の実風景ともコラボレーションさせる「現代の屏風絵」に取り組んだ。著名なマンガ編集者に率いられた学生や卒業生が、マンガ表現の新たな可能性を切り開こうと挑んだ。通天閣を訪れる観光客を多いに楽しませた。

アーティスト情報
京都精華大学 TMゼミ

TM(竹熊三河)ゼミは、新しいマンガ表現のあり方の探求を目的として、2010年6月に京都精華大学で発足。編集者、ライター、及びマンガ原作者の竹熊健太郎と、編集者の三河かおりの両者が中心となって活動し、京都精華大学の学生と卒業生が共同でマンガに関する知識や技術を高め合っている。電子書籍が登場し、出版業界は大きな転換点を迎えようとしているが、大学からWEBマガジンを発信することで、マンガ表現そのものに新たな可能性が見出せるのではないかと考えている。

竹熊 健太郎
編集者、ライター、マンガ原作者。
2009年より京都精華大学マンガプロデュース学科教授に就任。
代表作に『サルでも描けるまんが教室』(相原コージと共著)、『私とハルマゲドン』など。

三河 かおり
編集者。
2010年より京都精華大学社会連携センター特任教授に就任。
角川書店ヤングロゼ編集部を経て、1996年フリーとして独立。
講談社『Kiss』編集部を中心に活動。
担当した作品に『のだめカンタービレ』、『コスメの魔法』などがある。