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現代美術のアイコン“太陽の塔”に挑戦する作品を展開



「おい、太陽。」のキャッチコピーのもと、岡本太郎の“太陽の塔”に対峙する作品を募集。万博記念公園やEXPOCITY、万博記念公園駅を舞台に7作品が展示された。巨大な万華鏡で塔を風景の一部に取り込む作品や、太陽の塔そっくりに裸にペイントした姿でひたすら立ち続ける作品、巨大な風船で参加型福笑いを展開した女子中学・高校生の作品等が塔前の広場を大いににぎわせた。2010年、こけしの“花子”作品でカンヴァスに初参画したYottaは、2015年に「岡本太郎現代芸術賞」にて岡本太郎賞の受賞を経て、今回、太郎の対極主義を体現した作品を展示。最後のカンヴァスをおおいに盛り上げてくれた。太陽の塔に対するそれぞれの挑戦の姿が印象的な展示となった。






映像:越智正洋