2009年に実施した「木津川ウォールペインティング」を母体に、さらに自由な表現の場を提供すべく「おおさかカンヴァス」が始動。 アーティスト、クリエイター、デザイナーから多くの応募をいただき、府内いたるところで28作品が展開されました。 関西国際空港で初めてとなる大規模なアート作品の展示をはじめ、実物の車を使ったり、高さが10メートルを越える巨大な作品、地元の人々と紙相撲大会を楽しむプロジェクト、廃業した銭湯を舞台とした作品など、多彩な作品が発表されました。 おりしも、東日本大震災の発生を受けて、作品コンセプトを急遽変更したものもあり、公共空間でのアート展開の意義やあり方について考えさせられるプロジェクトでもありました。