工事用の赤いコーン3000個を敷き詰め、見慣れた風景を一変させるプロジェクト。規制や権力の象徴でありながら、無造作に置かれたり、目障りな異物として扱われたり、皮肉な存在と化してしまったコーン。そのコーンを過剰なまでに増殖させ、見慣れた都市の風景について再考を促す。作者は世界中からコーンにまつわる画像やプロジェクトを共有するネットワーク・サイトの立ち上げも予定している。
FM802でdigmeoutプロデューサーとして活躍する谷口純弘や写真家、アートディレクターらによるユニット。今回は真っ赤なコーンを見慣れた都市に並べることで、その街の風景について再考することを促す。