鏡を見ながら等身大の自画像を画仙紙に描くワークショップ。鏡の中の自分を見つめ、太い筆と墨で描くという慣れない行為を通して、誰の中にも眠っているであろう創造的な感覚を揺り起こそうというもの。青空の下、いつの間にか夢中になって筆と格闘する参加者が多く見られた。
2006年発足。代表は画家の籔内博(1958年岸和田市生まれ)。多摩美術大学絵画科油画専攻卒。自宅アトリエで絵画工作教室「アトリエズガ」を運営し、ワークショップの際にスタッフを集め企画・実施ユニットを組む。誰もが急いで過ぎゆく日常の日々の中、自らもまた激しく動きながら物事を見ている。一時だけ自分の動きを止めて景色を見るようなワークショップの提供を指針としている。
2009年3月「思い出の図画工作アーカイブ展」(岸和田市自泉会館)大正時代から現代までの子どもの図画工作作品の展示、8月・9月「大っきな紙に絵をかいて、折り紙しよう!」(水都大阪2009にて)。
2010年・2011年4月「等身大の自画像を描こう」(岸和田市蛸地蔵商店街)8月「オープン秘密基地」プロジェクトを神社境内に廃材で一夏の秘密基地タウンを老若男女で作り上げる。「人間魚拓」(ともに岸和田市岸城神社)