数年ぶりに海外からもどり、日本の監視カメラが多くなっていることに驚いた作者は、西成の5つの商店街に設置されている防犯カメラすべてに、造花やおもちゃなどを使って装飾するパフォーマンスをおこなった。犯罪の抑止効果があるとされる一方、プライバシーの侵害も指摘される防犯カメラ。都市空間において、パブリック(公共)とは何か?個人の自由の範囲とは?について問題提起を試みた。
1973年横浜生まれ。1997年武蔵野美術大学卒業後、文化庁国内芸術インターンシップ研修員となり、2000年より同大学共通彫塑研究室に勤務。退任した2006年、活動拠点を米国ロサンジェルスに移し、自作彫刻を用いたパフォーマンスや展覧会を開催。2011年、文化庁在外芸術派遣員を経て日本帰国。
また、美術家と平行してプロ格闘家としても活動しており、日本ではキックボクサー、米国ではケージファイターとしても戦った。
最近の展覧会は、
2004年「光州ビエンナーレ2004」(韓国)
2005年「地球工房ネオジャパネスク展」 <実行委員長賞受賞> CASO(大阪)
2006年 個展「Fish for a Fish」Gallery Popkiller(ロサンジェルス)
2007 年「No more heroes!」Galeria Neburosa(メキシコ)
2008年「パリクティン火山芸術祭」(メキシコ)
2009年 個展「Dogs usually resemble their owners!」 Kazuo h.q. Gallery(ロサンジェルス)
2010年個展「Between Emergency and Fantasies」Gallery825(ロサンジェルス)
2011年 「JURIED OPEN」<三等賞受賞> T.C.G.(ロサンジェルス)