簾(すだれ)をねじって立体的に展示し、流線形の美を表現。風と陽射しを多様に取りこむ形状によって、幻想的な風景を作り出す。連続する簾が生み出す空間が人々を柔らかく包み込み、風を可視化させ、夕日を美しく魅せるなど、豊かな表情を公園に生み出した。
昭和女子大学・日本大学生産工学部・滋賀県立大学・首都大学東京の建築学生らによる有志団体。2010年8月に行なわれた4大学合同ワークショップ『夏ゼミ』にて結成。千葉県の九十九里浜で開催された夏ゼミ2010では、海を舞台に、簾を使い風や波、砂浜の流線形の美を表現した作品『簾想
れんそう』を発表。
最優秀賞・学生賞を受賞した。
その後も、簾の特徴を活かした空間づくりを模索しながら活動を続けている。
na㎥i7メンバー
武藤大樹(首都大学東京/修士2年)、村瀬達也(日本大学生産工学部/修士1年)、阿部雄介(日本大学生産工学部/4年)、池田有里(昭和女子大学/4年)、木上奈都子(昭和女子大学/4年)、小池真央(滋賀県立大学/3年)
夏ゼミ指導
田村圭介(昭和女子大学)、岩田伸一郎(日本大学生産工学部)、萬田隆(武庫川女子大学)、森部康司(昭和女子大学)、猪熊純(首都大学東京)