一個人が手作りで制作しそれを集合体とした時、想像を上回る感動を実現出来る事を証明する作品です。又、この作品の最大のコンセプトは展示のみではなくそこに行くまでのプロセスにあります。
一人の手作業であっても、ほんの小さな物であっても、自身と自身以外の人々に感動を与え、さらにそれが思う以上の経済効果と精神的調和を生み出す事を人々に伝えたい。
神戸市出身 1995年 阪神淡路大震災にて被災 仮設住宅での暮らしを経験 大規模災害が全てを変えてしまう事を自身の身をもって経験。世の注目が無くなって来てからが本当に大変な時期となる。最終的には、その人自身の心の有り方が本当の復興といえる。その心が少しでも前に、上に向かえる手段の一つとして、アートを生かしたい。私自身のアートを展示して見てもらう事もさることながら、ひとりでも多くの人にアートを行ってもらいたい。去年の大阪府庁で展示させて頂いた さくら も展示後東北 石巻市の大川小学校に手向け、また、姫路市の子供たちが作った さくら も被災された方々に手渡される。見るアートから行う（創作する）アートへ。手作り、物作りのパワーは計り知れない。
