"
“偶然”が生み出す豊かな物語
作者が世界各地で出会った出来事を物語りにして刺繍した布と、その時に拾ったモノなどをひとつの作品として構成。ボタンや片方だけのイヤリング、おもちゃの破片・・一見価値のないモノも、出会った時の物語や背景によって、ある人にとっては特別な存在になる。誰しもそんな繊細で親密なモノとの偶然の出会いや思い出を心のどこかに持っている。世界は誰かにとっての特別な欠片（かけら）で溢れているのだ。ふとそんな想像を巡らせる親密なひとときを持つことは、旅先での出会いをさらに豊かに、多様にするだろう。
"1978年生まれ。福岡県出身。
2003年、成安造形大学彫刻クラス研究生修了。
関西を中心にドイツ、台湾、中国、ニューカレドニアなどの展覧会に参加。
主な展覧会
2006年「scene-21」GALLERY wks.（個展・大阪市）
2007年「Ich sehe was, was du nicht siehst」Kuenstlerhaus Dortmund（グループ展・ドイツ/ドルトムント市）
2008年「scene」關渡美術館 Kuandu Museum of Fine Arts （個展・台湾/台北市）、
2010年「intentional accident / 意図的な偶然 」三菱地所アルティアム （個展・福岡市）
2011年「博多アートステージ」 JR博多駅内アミュプラザ（3F-5Fの吹き抜け空間）に作品展示
