TOP > 2014年度 作品一覧 > 御堂筋ビルボーディング
  • DATE10月9日〜11日(12:00〜21:00)
  • PLACE本町ガーデンシティ1階・御堂筋沿道

御堂筋ビルボーディング

立命館大学スタジオデザイン研究室

PHOTO

“人”重視の道路空間を目指す御堂筋に対して、歩くことの可能性を引き出すことをテーマに、歩行することの楽しみや可能性を広げるためのプロジェクト。御堂筋沿道企業やビルに歩行者へのメッセージを含んだ看板を設置したり、新たにデザインした標識のレプリカを屋内公共空間に展示する。(22箇所、32作品)


【協力企業】
IDC大塚家具 Modern Style Shop淀屋橋
石原時計店
NREG東芝不動産株式会社
大阪ガス株式会社
浄土真宗本願寺派 本願寺津村別院(北御堂)
SUIT SELECT_YODOYABASHI
スマートスリープストア 大阪
積水ハウス株式会社(本町ガーデンシティ
株式会社創建
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
但馬銀行 大阪支店
医療法人 西恵会 西川婦人科内科クリニック
野村不動産株式会社
株式会社パソナグループ
富士ゼロックス大阪株式会社
武部和広(盆栽ライフ
Beans Café Nuts DOM(株式会社豆新本店)
ミズノ大阪店
みずほ証券株式会社
三井住友銀行 備後町支店
モリト株式会社
りそな銀行 御堂筋支店
[50音順]

【作者の想いや考え方】
御堂筋の街並みや景観をかたちづくる沿道ビル・企業から歩行者に語りかけるメッセージをビル壁面に設置して、両者の間に楽しい関係を生み出してみたい。

【事前準備】
(a)法令面等の課題の洗い出し
・警察協議で道路標識に類似したものを車や歩行者から見える場所に設置するのは不可と指導あり。試行錯誤の中から、企業看板という形にプランを変更し、作品の実現を目指す。
・ビル外壁に展示する作品については、大阪市都市計画局にデザイン協議申出書を提出。
(ビルの内側に展示する場合は、ビルオーナーやテナントへ作品展示協力依頼を行う。)

(b)御堂筋沿い企業への協力依頼
ビルオーナー側への協力依頼。企業看板でもあり、歩行者向けのメッセージであるものをつくる挑戦がはじまる。一つの企業に対して、看板のデザイン案を複数準備して提示しながら、交渉を進めた。

【作品発表までの経緯】
7月30日
現状確認 設置予定場所視察
アルポリ素材での壁面設置プランへの変更を検討

8月3日
壁面設置プラン第1稿確認 設置企業交渉開始
設置希望箇所への提案書作り着手

8月5日
本町ガーデンシティー内展示方法の検討

8月20・21日
壁面展示分設置方法検討・現地調査

8月22日~
デザイン協議申出書作成着手 本町ガーデンシティー設置分図面作成

8月30日
御堂筋現地調査 設置交渉リスト作成 以降設置交渉

9月29日~30日
ビル設置テスト 設置スケジュール作成

10月4日
御堂筋現地調査 必要物品買い出し

10月8日
搬入
関連リンク
アーティスト情報
立命館大学スタジオデザイン研究室

立命館大学建築都市デザイン学科堀口徹准教授が率いる研究室。今回のプロジェクトメンバーは岡田しんじ、山田聡史、幸田進之介の3名が中心。都市体験を豊かにすべく、プロダクトから地域のデザインまで、現象的な出来事から建物の設計まで、カタいものからユルいものまで、さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。