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2015.09.29

「たたかう!スタッフTシャツ」をつくりました。

先日、Tシャツをつくってきました。そう、「おおさかカンヴァス2015 たたかう芸術祭」のスタッフが着る「たたかう!スタッフTシャツ」です。

サポートスタッフ同士で打ち合わせをする中で、Tシャツのデザインが決まり、せっかく作るならば、「単なるユニフォームではなくスタッフも愛着を持てるものをつくりたい。シルクスクリーンで作ってみよう!」と心に決め立ち上がったのですが、シルクスクリーン初心者の私たちは、気持ちだけは前のめりのまま、たたかうTシャツの制作日を迎えました。制作にあたり若手作家さんをアドバイザーに迎え、丁寧に道具の使い方や手順を教わりました。まず、Tシャツの中に木の板を入れ、スプレーのりで皺なくぴったりと貼り付けます。

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そのあいだに、デザインチームは最後まで手直し。連日、おつかれさまです。

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製版が終わると、隙間をマスキングテープで埋め、版を固定し、いよいよ刷りに入ります。

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インクは多めにのせて、

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力を入れて、スキージーを80度に傾け手前にひきます。

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作業はとにかく素早くしないといけないそうです。
(インクが固まってしまうため)

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うまくできるのか。どきどきです。
そっと、めくると…!!!

刷れていました。

感動!感激!!!

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「できた!かわいい〜」とテンションがあがります。
コツをつかんだ、私たちは大量生産に突入。

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しかし、シルクスクリーンはそう簡単ではありませんでした。
インクで目が詰まってしまうので、数回に一度は版を洗わねばなりません。

刷るためには、手間と時間がかかります。

シルクスクリーンの8割が準備だと作家さんが教えてくださいました。

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そして、実は、このスタッフTシャツ…4種類もあるのです!
オモテ面は「たたかうヤノベさんver.」と「たたかう土佐さんver.」の2種類、ウラ面は「作品マップ」と「たたかう芸術祭スケジュール」の2種類。

とても嬉しい!のですが、つくるのは結構大変。

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とにかく、やるしかない!
最後は作家さんの全面協力のもと(本当にありがとうございました)、
刷る→乾かす→シャツに板をセットする→(別の版で)刷る→…という作業を役割分担し黙々と何度も繰り返しました。これぞチームプレー!

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そして、ついについに完成!!!

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12時間以上作業に没頭し、シルクスクリーンの難しさと奥深さを知る1日になりました。私は出来上がった「たたかう!スタッフTシャツ」に愛着たっぷりです。インクの濃淡や多少ズレもあると思いますが、それがご愛嬌。みんなが着る日が待ち遠しいぐらいです。Tシャツ制作を終え、大人になり忘れかけていた胸の高まりと身体を使い獲得した達成感に興奮しながら、サポートスタッフ一同、帰路につきました。「私たちもたたかっている!」そんな気分になったのは、私だけではないと思います。このスタッフTシャツには、誰もがたたかっているという思いも込められています。着るとこんな感じになります!
※未完成のものを着用
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完成版「たたかう!スタッフTシャツ」は、おおさかカンヴァス2015でたたかっているスタッフたちをぜひ、見つけてください。みんな、たたかっています!!!

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おおさかカンヴァス2015まで、あと少し!
10月3日(土)〜いよいよ、幕があがります。

【おおさかカンヴァス スタッフTシャツ】
デザイン・制作:おおさかカンヴァス サポートディレクター
[金澤咲、高橋静香、谷川恵子、山本遊、米田千佐子]
監修:株式会社人間