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2015.10.01

今井杏奈
カンヴァスちゃん、アーティストに話をきくの巻(今井杏奈さん編)

今井杏奈さんは京阪電鉄中之島線の駅構内で2015年に開催された「キテ・ミテ 中之島2015」に出展されるなど、勢力的に作家活動を行っている24歳の若手アーティストだ。

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(京阪電鉄中之島線大江橋駅)

写真にあるような立体作品が多いのだろうか。

「ギャラリーの中よりも、川の上とか芝生の上とかで展示する、立体作品を主に制作しております。平面をつくってシミの絵画を描き、それを立体にする作品を多くつくってきました」。

大阪芸術大学では彫刻を学んだという今井さん。平面で描いていると表現しきれないことが多く、立体作品をつくって自分の中で解決している気がすると語る。伝えたいのは、人ひとりひとりの個性のすばらしさ。

「見た人が自分自身について思い出したり、まわりの個性の豊かさを感じてもらえたらと思っています」

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おおさかカンヴァスに応募したのは、ちょうど応募時期に大江橋駅(京阪電鉄中之島線)で作品を展示していたこともあり、中之島の地上でもチャレンジしたいと考えたという。

「中之島は歴史的に文化が詰まっていて、常に大阪に根づいて文化を発信している土地なんだなと知り、ここから大阪の個性を発信できたらと思いました」

人々から聴こえる、多くのリズム・息づかいから、感じたことをフシギ立体作品にすることで、個性の素晴らしさ、面白さ、不思議さを体験、発信する”と語る今井さん。

中之島公園に最大9メートルのオブジェを複数点在させたインスタレーションを展開するため、現在は母校の大阪芸大で作品づくりに没頭している。

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芝生公園に様々な目的で訪れる人々と呼応して、きっと公園に新しい風景を生み出すに違いない。