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artistreport

2015.09.11

大阪コスプレ 観光大使 プロジェクト
カンヴァスちゃん、アーティストに話をきくの巻(大阪コスプレ 観光大使 プロジェクト重盛さん編)

大阪コスプレ 観光大使 プロジェクトの重盛さんは関西を中心にコスプレのイベントを開催されている。コスプレのイベントとはいったいどんなことが行われているのだろうか。

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「自由に撮影できるような場所やコスプレでパフォーマンスできるステージを提供しています。役になりきって写真を撮るのはもちろんのこと、動くコスプレと言っているのですが、動きで表現するということに力を入れてきました。はじめた当初は認知がなくて、見る人もいなければステージに立つ人も少ない状況だったんですが、ニコニコ動画で”踊ってみた””歌ってみた”などが流行りだしてからじょじょにお客さんが増えてきまして、今では関西だけでなく九州、関東、四国からわざわざ応募してくださる方がいます」。

お話を聞いて印象的だったのは、コスプレイヤーさんは勝手に町中でコスプレすることはないという話。

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モデル:コスプレパフォーマンスチーム【100★BANBAN

「町中で普通にコスプレしている方を見たことないでしょう? 実は決められたルールの中でコスプレするのがスタンダードです。コスプレイベント自体は大きなものから小さなものまでありまして、大きな武器のようなアイテムを持ち込んで良いイベントや、女装がダメなイベントなどさまざまな切り口があります。大規模なものだと名古屋で開催されている世界コスプレサミットや東京で開催しているコミケ(コミックマーケットの略)などがあります」。

そもそも重盛さんはどういうきっかけでイベントを企画したのだろうか。

「最初は私もコスプレが趣味で、アニメとかのイベントに参加していました。それまでコスプレイベントの中でキャラクターの動きを見せることのできるイベントがなかったんです。なければつくろうと思って手探りではじめました。


六甲コスプレアイランド紹介動画

ステージは練習の成果を見せる場所。見ている観客側の人もコスプレイヤーだったり、その予備軍が多いとか。パフォーマンスをしてみたいけれど、どうすればいいかそのやり方がわからないような小学生が親子で観覧し、中学生になればデビューという流れもあるとか。

「コスプレイベントをつくる原動力となるのはやはり、来てくださる方が喜んでくれることです。ステージが終わってから別のコスプレイヤーさんに声をかけられて、いっしょに写真を撮ったり、交流が生まれて友だちになっている様子を見るととてもうれしいんです。」

ステージに立つコスプレイヤーは、普段は学生だったり働いていたりと様々。環境が違う人達が日時を合わせて何か月も前から練習を重ね、時には衝突しながらもディスカッションを深め、良いパフォーマンスをつくりあげていくという。思っていた以上にたいへんな苦労が積み重ねられているようだとカンヴァスちゃんは感じた。

重盛さんはおおさかカンヴァスでどんなことを叶えたいのだろうか。

「中之島公会堂はレイヤーさんには馴染みのある場所なのですが、道頓堀はコスプレイベントが開催されたことがないエリアなんです。観光客も多く、人通りの多い場所にレイヤーさんが放たれたとき、どんな化学反応が起こるのかが気になります。背景が特徴的なので大阪が舞台のアニメやゲームなどの1シーンが再現されるかもしれない、など考えるとワクワクしますね」。

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モデル:コスプレパフォーマンスチーム【GMP

「コスプレ観光大使」参加者募集開始!
http://osaka-canvas.jp/news/pj201502v2