新しい大阪の風景を発信
道頓堀と中之島。大阪の顔となるエリアで、コスプレイヤーさんたちが自らの勇姿を撮影し、全世界へと発信。レイヤーさんならではの舞台設定とアングルで、見慣れた風景とはちょっと違う大阪をPRしてもらおうというプロジェクト。
■協賛
株式会社コスプレイヤーズアーカイブ
■協力
専門学校アートカレッジ神戸、難波御堂筋ホール、湊町リバープレイス
■作品制作・発表に係る主な経緯
7月上旬 現場調査(道頓堀)
8月下旬 ・コスプレの参加者募集開始
・現場調査(中之島公園)、作品プラン決定
9月上旬 ・大阪コスプレ観光大使特設サイト開設
・中之島公園との協議
9月下旬 ・参加者パスポートの印刷
・当日配布用案内印刷
10月3日(土)中之島公園でパフォーマンス
10月4日(日)道頓堀でパフォーマンス
■協議先
・扇町公園事務所(中之島公園)
・南海電気鉄道株式会社とんぼりリバーウォーク事務所(道頓堀)
■経過写真
現場調査(8月25日)
レイヤーさんが着替えられる場所を確認しています。
中之島公園(10月3日)
オープニングセレモニーにて、レイヤーさんが大集合。
道頓堀(10月4日)
道頓堀では海外からの観光客もレイヤーさんの姿を撮影していました。
■作家インタビュー
運営側は行政の方とどう擦り合せることができるか、レイヤー側は不特定多数の目にさらされることに対する戦いがある。
Q 今回の応募動機はなんですか?
コスプレイヤーさんがまちに入ったときにどういうことが起きるんだろう。決められたイベント会場の範囲の中でしかやったことがないので、自由に動いていいですよと言われると、どういう化学反応が起きるかが楽しみで応募しました。
Q 実際に戦ったポイントはどんなところですか?
コスプレイヤーさんがどうすれば楽しんでもらえるかですね。大阪府など行政の方とどうやって擦り合せ、地域の方とコスプレイヤーさんがどうやって共存できるかかが戦うポイントでした。
Q コスプレイヤーさんからみて戦ったポイントはどんなところですか?
コスプレイヤーには不特定多数の目にさらされることに結構抵抗のある方が多いんですね。最近は開放的になっていると思うのですが、そういう既成概念との戦いがあったと思います。
Q 確かに一般の人に声をかけられたらいっしょに撮影するというのが今回のミッションにありましたね。実際やってみてどうでしたか?
思った以上に好意的に声をかけてくださりました。キャラクターショーみたいな感じでしたね。水上バスに乗っているお客さんからも喜んで手をふっていただいて、いっしょに写真を撮ってもらったりしました。
中之島のほうも同時開催でお祭りをやっているので、その雰囲気もあって笑顔で接してもらえたと思います。
Q 実際やってみて運営側の反応はどうですか
こういうイベントがはじめてだったので、スタッフも運営側も手探りなところがあったのですが、参加してくれる方が趣旨をわかってくださっていてすごく好意的で、早めに着替えてくれたりして、こちらの意図に協力的に接してくださって、お写真も楽しい写真をTwitterでたくさんアップしてくださったりとか。
新しいコスプレイヤーさんのかたちというものを見せることができたんじゃないかなと思います。機会があればまた挑戦していきたいと思います。こういう機会があればすごく楽しいですし、参加してみたいと思いました。